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セキュリティエンジニアに必要なもの
いざ、セキュリティエンジニアを目指そうと思っても、自分自身にその適性があるのかどうかが気になる人もいることでしょう。たしかに、サーバーやネットワーク周りの高度な技術と、それに付随するセキュリティ対策の知識や対応、法律の知識など広くスキルが求められます。ただ、そうしたスキルを有していることは前提として、人格や性格といった側面から適性を測るとすれば、やはり情報セキュリティを扱う職種のため、慎重かつ責任感のある人が向いていると言えるでしょう。というのも、万が一にもセキュリティの取り扱いを間違い情報が漏洩するような事態になってしまえば、企業に重大な損害を与える可能性があるからです。それだけ重要な仕事を任されるセキュリティエンジニアには、慎重さと責任感のある性格の人が求められます。
また、いくら強固なセキュリティ対策をしていても、それを崩そうとする外部からの攻撃技術は進化しているのが現状です。そのため、企業のセキュリティを守るべく、常に新しい知識と技術を貪欲に学ぶ姿勢を持つ人は適性があると言えます。
そして、さまざまなセキュリティ問題が発生し、継続してリスクへの対策を講じる必要があるため、ときには業務量や業務時間がハードになることもあるかもしれません。体力的にも精神的にも忍耐力があり、根気強く仕事に挑める人はセキュリティエンジニアとして業界を渡り歩いていけるでしょう。
セキュリティエンジニアとして活躍する中で、ときには辛いと感じることも出てきます。たとえば、非常に広い知識とスキルが求められる職種のため、それだけ専門用語もたくさん覚えなければなりません。日常会話で使用されるシーンも多く、確実に専門用語を理解しておく必要があります。
また、アクシデントが発生した場合に、責任を問われることで辛さを実感することも。システムがウイルス感染した場合は早急に感染経路を探り、どこまで被害があるかを調べ、原因究明と対策、クライアントへの説明などを行わなければなりません。
さらに、業務範囲が広く幅広い知識を必要とすることや、問題解決までの長時間労働の可能性があることも、この職種の辛いと感じる理由に挙げられます。
ただ、こうした大変な業務を乗り越えた先には、セキュリティエンジニアとしてのやりがいや醍醐味を感じることができるでしょう。需要が高く、人手不足で引く手あまたの職種だからこそ、専門性を極めれば長く業界で働き続けることができます。